コレマデコレカラ

コレマデ(過去) と コレカラ(未来) をつなげる
その “人” の現在地ともいえるプロフィールを
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2022.07.18

13:23

銅版画家児玉そよぎ

銅版画のメゾチントという表現技法を選んだ児玉さんのコレマデと、制作にかける情熱。コレカラ挑戦したい表現とは…

銅版画家。
東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業。
銅版画のメゾチントという技法が創り出す黒の深さに魅了され、制作をはじめる。
実体をつかむことのできないものを主にモチーフにし、それらの見せる一瞬の表情を、銅板に刻み込む制作活動を続ける。

銅版画(メゾチント)

メゾチントとは版画凹版技法のひとつ。
銅版画の場合、金属凹版である銅板にベルソーという櫛のような刃がついた器具で版全体に、あらかじめ無数の刻みを入れたり、捲れ状の線をつくったりする。さらにそれをバーニッシャーやスクレーパーという金属のヘラのような器具で削ったり、磨いたりして絵を描く直接技法のひとつ。刷る際にはインクを細かな刻みに擦り込んだ後に、刻みのない部分からは拭い落とす。これにより、刻みが残っている部分はインクの色が濃く現れ、刻みが削られたりならされたりした部分は白く浮き出るという効果が得られ、豊かな明暗濃淡に富み、柔らかい階調の表現を得られるのが特徴の技法。



今後の展示予定:
Web展覧会「日本橋Art.jpセレクション展」

展示会期:2022年8月1日(月)〜8月8日(月)

https://nihonbashiart.jp/

【個展】
2019年 space2*3「児玉そよぎ銅版画展」
2018年 銀座・伊東屋K.Itoya「児玉そよぎ銅版画展」
2014年 Gallery 子の星「児玉そよぎ銅版画展」

【グループ展】
2019年 space2*3「インターアート7セレクション真夏の夜の夢」
2017年 かわかみ画廊「常設版画展」
     かわかみ画廊「Cadeau de Noel Ⅵ」
2016年 かわかみ画廊「quatre」
     HANGZHOU ART FAIR
2015年 かわかみ画廊「新春展」
     多摩美術大学美術館「東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2015」
                いんべアートスペース「アワガミ国際ミニプリント展」
                生態創意国際会展センター 「第六回詩意家居版画展」

アーティスト

クリエーター

プロフェッショナル

銅版画

青梅出身